ou は /アウ/ だけじゃない

ou には、いくつもの 読みかた が あります。単語ごと 個別に 確認 して 丸暗記 です。


「アウ」/aU/--- about, out, count, house, mound, mouse, mouth, round, sound, south

「ア 」 /Λ/--- couple, double, trouble, young, southern, country, cousin

「ウ 」 /U/--- could, should, would

「ウー」/u:/--- acoustic, ghoul, group, soup, rouge, uncouth, youth

「オウ」/oU/--- poultry, boulder, shoulder, soul, dough, (mould)

「オー」/⊃:/--- ought, bought, brought, fought, nought, sought, thought

シュワー/ə/--- ambitious, curious, dubious, furious, ridiculous, serious

 


bouquet, coupon, nougat, route などのように、読みかたが 複数ある 場合も あります。

moustache も 複数の 読みかた が ありますが、これは mustache と 書けることに なっています。


 

これらのうち、「アウ」/aU/が 基本パターンということに なっているのは、「アウ」の音に対応する表記が、多くの場合は ou あるいは ow だからです。(gaucho や gauss は例外。)
ou を「ア 」 /Λ/と 読む 単語は あまり おおく ありません。

 

ou を「ウ 」 /U/と 読む 単語 は まれ です。そして、/U/の音を 明示 できる 表記法は 英語には ありません。せいぜい、bush, push, full, pull のように u を つかう か、book, hook, look, took のように oo を つかう か、どちらか だと おもいます。

could, should, would は、特殊例外として このまま ひとまとまりで おぼえてしまうことにしておきましょう。これらは、l を 発音 しません。
 
ou を oo「ウー」/u:/と読む場合は oo に 変えてしまいたいところです。
--- acoostic, gool, groop, soop, rooge(!), uncooth, yooth.
そのような 改革案も 実際 ありました。しかし、nouveau を noovoe のように 書く 勇気は おおくの ひと が もちうる もの では なさそう です。

 

ou を「オウ」/oU/と 読むもの は、ローマ字 っぽい ですが、英語では 例外。
--- poultry, boulder, shoulder, soul, dough

mould は、mold の つづり も あります。

 

「オー」/⊃:/
--- ought, bought, brought, fought, nought, sought, thought, wrought

nought を naught と 書けるから と いって、ought を aught と 書いたら べつ の 単語 に なってしまいます。

あとは、baut, braut, faut, naut, saut, thaut, wraut か?

 

シュワー/ə/
--- ambitious, curious, dubious, furious, ridiculous, serious

形容詞語尾としての -ous は、/-ァス/ です。

ほかに、Plymouth や Portsmouth など、-mouth で おわる 地名の 読みかた は 要注意 です。(Plymouth を /プライマウス/ みたいに よむ ひとたち も いるようですが。)